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【message】定期掲載:第8回「M5:Still Burning」

「M5:Still Burning」

 

音楽を始めてからどれくらいの人に会ったでしょうか?
様々な形で出会い、様々な形で別れ、それを繰り返し今日に至ります。

 

いまも同じ世界で生きる人達、同じ夢を見た人達、二度と会えない人達、
全てが掛け替えのないものであったと思います。

 

これは私に限らずですが、音楽を続けていると少なからず
色々なものを選択しなくてはならない場面がありました。
生活であったり、仕事であったり、将来であったり。

 

時に、それは幸せなことばかりではなく、
関わる全ての人にとって、とても重くつらい選択になり、
人生を左右する事もありました。

 

 

自分の選択次第によっては、もっと違う人生もあったかもしれません。

 

 

特に日本では、大人になり夢を見て音楽活動を続けるという事は、
社会的にも、厳しい側面も多く、そういった選択は必ずしも全ての人が
評価してくれるものではありません。
更に、ハードロック/へヴィーメタルという音楽は他よりも厳しく
その風を受ける傾向にあります。

 

それでも、活動を続ける多くのミュージシャンがそういった道を選んで
それぞれのスタンスで今日も音楽を創り続けています。私もそんな一人です。

 

私などまだ道半ばですが、先をゆくジャパニーズメタルの先輩達は、
もっと様々な経験の上にいるはずです。

 

 

Still Burning という曲は、
譲れないものがあり、人生に不器用でも、実直に生きる生き様を
選んだ人を歌った曲です。

 

 

 
全てを理解した上で、その道を行く。

 

 

 
この曲を歌うのは、この曲のモデルといっても過言ではない森川さんです。

 

細かく言わずもがなですが、その歌唱は、まさに全てを表現してくれています。
この曲でも、強さも、勢いも、切なさも、余すとこなく魅せてくれます。
聴いてもらえればきっと、それを実感してもらえるでしょう。

 
そして、
この曲は、浜田麻里さんの作曲の際にも大変お世話になった、増田さんの
熱いハモンドオルガンが、それを更に鮮やかに彩ってくれています。

 

オルガンと被りやすい森川さんの歌唱を、
絶妙のフレーズで活かす絡みは、まさに絶品です。
兼ねてから親交のある増田さん&森川さんならではです。

 

曲後半に掛けて、それは輝きを増します。
オルガンが入った時に、自分だけでは、表現できなかった曲のディテールが
くっきりと現れて、曲が生きてる感じを実感しました。

 

浜田麻里さんでも素晴しい手腕を奮っていらっしゃいますが、
鍵盤のみならず、アレンジャーとしても、超一流の実力あってこそというのが
まじまじと伝わります。
今回も、大変勉強になりました。

 

その他にも、
寺沢さんのソロ裏でのベースライン、JOEさんのシャッフルツーバスのドラミング、
トレーラーMVでも見れますが、この曲は特にそれぞれの見所が満載です。

 

個人的にも、歌詞で伝えたい世界とメロディ、アレンジ、歌唱がすべての面で
伝えたい事を表現できたと思います。

 

 

自分自身が、思いをゆだねて胸を刺さり涙できるまで、詰めました。

 
これを聴く人が、音楽というジャンルにこだわらずに関わらず、
思う人や自分自身、それぞれの生き方を重ねて聴いて貰えたら幸いです。

 

 

 

 
― 遠く離れた人達には、私はどうみえているでしょうか?
せめて、後悔のないように。炎を絶やさぬように。

 
11/04/2014

【message】定期掲載:第7回「M4:Ready for Rock」

「M4:Ready for Rock」

 

 

1980年代というのは、私はリアルタイムではないのですが、
世界をハードロック/ヘヴィメタルが世界を席巻していました。

 

90年代後半から2000年代にかけて段々とその火は小さくなって
ゆく過渡期でした。そんな時代の中、私の音楽活動は始まりました。

 

 

学生時代は、CDを聴きあさり、ラジオの感度を上げるためにアンテナを作り、
ライブに行き、海賊盤を買いに西新宿に行ったり…
下火といえど、今日よりはまだ活気があったシーンを満喫していました。
今思えば、YOUTUBEはなくとも十分にシーンを楽しんでいました。

 

ライブハウスなどに出るようになったり、事務所に入ったあたりくらいから
その火が小さくなっているのを実感することが増えました。

 

私自身もハードロック/ヘヴィメタルが大好きだという根幹が
ありながらも様々な事情や時代に迎合した時期もあり、
常にストレートなハードロック/ヘヴィメタルだけを
出来てきた訳ではありませんが、様々な種類の活動を経て、
全うに向かい合ってハードロック/ヘヴィメタルを創ることとなりました。

 

 

今一度、ハードロック/ヘヴィメタルに僭越ながら、わずかでも出来る事を。

 

 

Ready for Rockでは、そんな愛してやまないハードロック/ヘヴィメタルの

事を歌っています。

 

この楽曲の主人公は、“ハードロック/ヘヴィメタル”そのものです。

曲の方から、自分自身に向けて、「ヘヴィメタルせよ!」と鼓舞する曲でもあります。

 

 

それは、私だけではなく、同じようにハードロック/ヘヴィメタルの

復活の日を待ち望み、その火を見守ってきたファンであったり、
活動を続けてきたアーティストであったり…

 

その音に、声を上げ、拳をかざす。

 

この曲はそんなシーンのイメージと共に、

日本でも再びその火が燃え上がるように思いと願いを

込めて創りました。

 

この曲を、ロブに歌って貰う際にも

「日本ではやや下火のハードロック/ヘヴィメタルを今一度、鼓舞する」ような
楽曲にしたいとお願いしました。

 

上がって来たボーカルテイクは、それをまさに体現するような歌唱&シャウトで、本当に素晴しいヴォーカルでした。

エンディングパートのシャウトなど、本当に鬼気迫るものがあります。

 

ミックスをしている中、私がかつて彼をステージで見て、

声を上げ、拳をかざしたそんなシーンを自分自身も思い出しました。

 

彼の名前が、”Rob Rock”でありこの曲が、
“Ready for Rock”である事も何かに結ばれているのかもしれません。

 

あの時の様に、いつか彼にライブでこの曲を歌って、

ステージから沢山の人を鼓舞して貰えたら嬉しいですね。
…その際は、客席で見たい気もしますが。(笑

 
今年は、どういう巡り会わせか日本でも最高峰の
ハードロック/ヘヴィメタルバンドが数多くリリースしている年になっています。

 

ここから、さらにシーンが盛り上がってゆく胎動の様なものかも知れません。

 

 

そんな中で私のアルバムも世にでる事となります。

これは、とても光栄な事だと思います。

 

発売まで一ヶ月となり、アルバムのトレイラーが公開になり、

早速、多くの人に有難い言葉をもらい大変嬉しいです。

 

もうしばし、“Rockの為にばっちり準備”をして

待っていてください。

 
10/28/2014